2020-05-12 第201回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
今回の補正予算で措置しております特定水産物供給平準化事業につきましては、まず、新型コロナウイルス感染症の影響で需要量が減少し又は取引価格が下落しているもの、次に、漁業者の自助努力、例えば生産調整等でございますが、これのみでは供給過剰状態の解消が困難なもの、また冷凍保管等により価格が著しく低下しないと見込まれるもの、さらに、新型コロナウイルス感染症終息後に放出された保管水産物が輸出拡大等によりまして需要回復
今回の補正予算で措置しております特定水産物供給平準化事業につきましては、まず、新型コロナウイルス感染症の影響で需要量が減少し又は取引価格が下落しているもの、次に、漁業者の自助努力、例えば生産調整等でございますが、これのみでは供給過剰状態の解消が困難なもの、また冷凍保管等により価格が著しく低下しないと見込まれるもの、さらに、新型コロナウイルス感染症終息後に放出された保管水産物が輸出拡大等によりまして需要回復
特定水産物供給平準化事業は、かつて水産物の調整保管事業とか需給変動調整事業というふうに言われていました。ところが、二〇一七年の行政事業レビューで事業者の自助努力又は地方公共団体により行われるべきという指摘を受けて、この事業は今年度、つまり平成二十九年度で終了すると、新規事業においては対象水産物を限定するということになりました。対象から外した魚種を教えてください。
また、水産物需要の停滞への対応といたしましては、特定水産物供給平準化事業により、輸出の停滞等により需要又は取引価格が下落し、生産面での調整が困難な場合について、漁業者団体等が買い取り、保管するために必要な資金を借り入れる場合の金利相当分や、買い取った水産物を順次放出するまでの調整保管に要する経費を助成することとしております。
漁協の役割についても、これまでの評価も伺いたいと思いますが、地場の水産物供給の役割を果たす産地市場の利用を促してきたのが漁協であります。卸売市場法も今般改正されまして、現地の生産地から直接小売などへの販売ルート、こうした自由流通がふえているところでありますが、漁業法の改正の後、漁場に新たに参入した企業によって水揚げされた水産物の販売ルートについては、規定は設けているんでしょうか。
我が国の漁業の役割は、決して水産物供給ばかりではありません。我が国国土の重要な一部である漁村地域を維持し、いわば防人としての国境監視や環境保全といった多面的機能は極めて重要であります。そして、我が国漁業の役割を保持することは、いつの時代にあっても普遍的かつ中核的な政策理念であると考えます。
このミクロネシア連邦、経済水域で日本の漁船が操業するなど、重要な水産物供給地でもあります。また、日本が資源を輸入する際の重要なシーレーンにも位置をしております。そして、ミクロネシア連邦、日本がかつて旧委任統治領等として統治したこともあります。日系人の人口も多く、親日的な基盤でもあります。 こうした様々な面から重要性を我が国としては認識をしております。
したがいまして、国に対する報告義務のある期間を相当程度過ぎておりまして、その箇所での利用状況については把握しておりませんけれども、そのすぐ近くで行われております、平成十三年から十七年にかけまして行われました広域水産物供給基盤整備事業で造成されました相馬地区の魚礁漁場につきましては、主に相馬双葉漁業協同組合に所属いたしますはえ縄、釣り、あるいは刺し網漁業の漁業者により利用されておりますが、この漁業者の
ここの地域が壊滅的な今回は被害を受けたわけでありまして、当然のことながら国内の水産物供給に大きな影響を及ぼしてまいります。 ここで懸念されることは、加工用原料などに対する国内供給が不足をするということであります。当然、その代替品として輸入水産物が増加するということは懸念される。
今後とも、国民に対する水産物供給の責任を果たし、地域社会を守り、漁業と漁村を振興していくためには、漁業経営を安定させ、漁業者に安心して漁業に取り組んでいただけるように、漁業用燃油の価格高騰時の影響を緩和するということが大切であります。
その一点でありますけれども、我が国周辺水域の資源生産力の向上、二つ目として、国際競争力の強化を図るための水産物供給基盤の整備、三つ目が、安全で活力ある漁村づくりということであります。
新たな水産基本計画におきましては、今先生御指摘のように、我が国周辺水域の資源生産力を向上させなければならないということ、そして、国際競争力を強化するための水産物供給基盤の整備などの施策を強力に推進することがあるということ、その二本柱がございますので、今般の法改正は、この水産基本計画の施策方向と全く合致するものでございます。
まさにそのために、漁港、漁場は、陸揚げから流通、加工までの一貫した水産物供給システムの基盤としてこれまでも努力してまいりました。漁業活動に係る作業効率の向上、安全性の確保、そしてまた沿岸漁業を中心とした漁業生産量の維持増大などに貢献したところでございます。 近年、我が国周辺地域における水産資源の多くが低位水準にあるということに加えまして、新鮮かつ良質な水産物に対する消費者ニーズが高まっている。
またこれからも、藻場、干潟などの生息環境の整備、あるいはまた安全で効率的な水産物供給体制の整備、また漁村整備等々、必要な、特に重点的な分野に予算を重点的に配分をしていかなければなりません。
先生おっしゃいますように、水産基盤整備事業は、水産資源の増殖から陸揚げ、流通に至る一貫した水産物供給システムを総合的かつ計画的に整備する事業といたしまして、我が国の水産業それから漁業地域の振興に大きな役割を担っております。
○田中直紀君 水産加工資金の円滑なる融資によりまして、水産加工業が新しいニーズに適応できるようなそういう政策の推進が必要だと思っておりますが、この来年度の予算の政策の中に、水産政策の政策の中に、水産物の消費から生産に至る各段階での衛生管理水準の向上等を図り、安全で安心な水産物供給体制の整備を推進していくという項目がうたわれておるわけでありますし、食品の安全確保という問題については、水産物も大変重要な
平成十五年度の農林水産予算は、食の安全と安心の確保、農業の構造改革の加速化、都市と農山漁村の共生・対流を推進するとともに、地球温暖化防止等に資する森林整備の推進を中心とした森林・林業政策や、安全で安心な水産物供給体制の整備等の水産政策を展開するとの観点から、重点施策に思い切った予算配分を行うなど、新たな政策展開が図られるよう編成いたしました。 以下、予算の重点事項について御説明いたします。
平成十五年度の農林水産予算は、食の安全と安心の確保、農業の構造改革の加速化、都市と農山漁村の共生、対流を推進するとともに、地球温暖化防止等に資する森林整備の推進を中心とした森林・林業政策や、安全で安心な水産物供給体制の整備等の水産政策を展開するとの観点から、重要施策に思い切った予算配分を行うなど、新たな政策展開が図られるよう編成いたしました。
平成十五年度の農林水産予算は、食の安全と安心の確保、農業の構造改革の加速化、都市と農山漁村の共生、対流を推進するとともに、地球温暖化防止等に資する森林整備の推進を中心とした森林・林業政策や、安全で安心な水産物供給体制の整備等の水産政策を展開するとの観点から、重点施策に思い切った予算配分を行うなど、新たな政策展開が図られるよう編成いたしました。 以下、予算の重点事項について御説明いたします。
この制定を踏まえまして、本年三月には、今御指摘のとおり、水産基本計画を策定して今後の政策対応の方向性を示したところでございまして、この基本計画を指針としまして、消費者第一の水産物の供給を目指して、安全で安心な水産物供給体制の構築、それから資源回復の推進、今回の法律改正等による漁業経営の改善等を通じた水産業の構造改革、開かれた漁村の振興のために都市と漁村の共生、対流による地域の活性化、こういったことに
この計画は、今後五か年間の漁港整備事業につきまして、水産動植物の増殖から、陸揚げ、流通、加工までの一貫した水産物供給システムの構築、あるいは藻場とか干潟の造成など漁場環境の保全それから創造、そして漁港とかあるいはその施設、漁港の施設、こういったものの、今、少子高齢化を迎えているに当たっての漁業者へのバリアフリー化。
しかしながら、水産業の健全な発展や水産物の供給の安定を図るといった課題に的確に対応するとともに、漁村の振興に資するため、漁港及び漁場を水産資源の増殖から漁獲、陸揚げ、加工流通までの一貫した水産物供給システムとしてとらえ、総合的、統一的に整備を進めることができる制度とすることが必要となっております。
このような国内の自給率の現状と、将来の世界の水産物需給が不安定な要素を有していることを踏まえ、水産基本法においては、国民に対する水産物供給のあり方について、我が国の漁業生産の増大を図ることを基本としながらも、自給率の向上を目指し、我が国の水産業による生産では需要を満たすことのできないものについては輸入を確保していく、この組み合わせにより国民に対する水産物の安定供給を確保するとの方針で臨みたい、かようなことを
本案は、水産業の基盤である漁港及び漁場を、一貫した水産物供給システムとして、総合的かつ計画的に整備するため、題名を漁港漁場整備法に改めるとともに、漁港漁場整備基本方針及び長期計画の策定、地方公共団体等による漁港漁場整備事業の施行等についての規定を整備しようとするものであります。 本案は、五月二十九日農林水産委員会において全会一致をもって委員会提出の法律案とすることに決したものであります。